・ボートサーフィンとは?
ボートサーフィンとは、ボートが走ることで発生する波に乗るサーフィンです。
波サイズは腰前後。 ボートサーフィン専用のボートで波を作り出します。
波質はトロ目~掘れた波までボートのスピードによって作りだすことができます。自分の好みの波質を船長に伝えておきましょう!
・どうやってサーフィンするのか?
ボートの波に乗るまではロープで引っ張ってもらって、サーフボードが波に乗ったらロープを離します。
そしてその後は通常のサーフィンと同じようにテイクオフ~ライディングとなります。
ウェイクサーフィンとは違ってロープをずっと持っているわけではなく、ほぼサーフィンと同じなのがボートサーフィンなのですロープがたるんだ状態になっているのが分かりますか?
この状態はサーフボードが波に乗っている状態です。
・ボートサーフィンは難しいの?
ボートサーフィンは簡単です。
同じ波がずっとできるので波のパワーゾーンをキープし続ければ、ずーっと波に乗り続けられます。
どれくらい簡単かというと。。。
サーフィンを始めたばかりの初心者でテイクオフをしたことが無い人でもテイクオフすることが十分可能です
・ボートサーフィンで使う道具は?
普段あなたが使用しているサーフボードやボディボード+ウェットスーツ+リーシュコード+ワックスを持ってきてください。
通常、サーフィンするときに必要な道具と全く同じ道具でボートサーフィンを行います。
・ボートサーフィンで上手く波に乗るには? 初級編
テイクオフ後、慌ててはダメ!いきなりボードを激しく動かすのもダメ!
テイクオフしてからしばらく波のパワーゾーンをキープしてください。
そして波のリズムを感じながら、始めは小さくボードを上下前後に動かしてください。
波とリズムが合ってきて、スピードに慣れてきたら、徐々にボードを大きく動かしてください。
目線はボートのスクリューのあたりに置いてください。
そうすることで安定したライディングが可能です。
これであなたも簡単にボートの波に乗ることができます。
・ボートサーフィンでより上手く波に乗るには? 上級編
ボートサーフィンの特徴の1つは、一緒にボートに乗っている仲間が全員自分のライディングに注目しているという点。
となれば、仲間を唸らせるようなライディングをしてみたいものです。
ボートサーフィンで上手くトップアクションを決めるためには、いかにスピードをつけるかがカギとなる。
スピードをつけるために、波の後ろ(ボートから離れたところ)に移動し、そこからアップスンダウンで一気に波の前(ボートに近い場所)までサーフボードを進めます。そのときに波の上下を目いっぱい使ってください。そうするとかなりのスピードが付くので、ボトムターンから派手なリップアクションが決めやすくなります。
リエントリー、360、エアーなどのテクニックが可能です。
トップアクション後は波に置いて行かれないようにパワーゾーンに着地することを意識してください。
・ボートサーフィンのいいところ
・同じ波に何度もずっと乗れる
ボートが作りだす波はボート運転手が絶妙な速度でボートを走らせ、 常に同じサイズ、パワーの波を作ってくれます。そのため何度も繰り返し、同じ波に乗ることができるので、慣れてくるといろんな技やライディングができるようになります。
また波に乗る距離も通常のサーフィンだと10~100メートルくらいなのに対して、ボートサーフィンだと1キロメートルくらい波に乗り続けることが可能です。長く乗ると足が疲れてしまって1本のライディングを終了することになります。
「足が疲れたからライディングを終了する」 なんてこと今までに経験したことがありますか?
この贅沢な悩みはボートサーフィンならではです。
・船とサーファーの距離が近い
船とサーファーの距離が近いため、船からサーファーにアドバイスの声を掛けられる。
「もっと膝を曲げて!」とか、「目線はこっち!」とか、「ボトムターンしてみて!」とか。
もちろん写真や映像の撮影も簡単にできます。
アドバイスを受けながらサーフィンして、後で自分ライディング映像や写真をチェックできます。
そのためサーフィンが上達しやすいです。
・常に波がある
このままじっとしていれば、どこまでも波に乗っていけます。
「海へ行ったけど、フラットだった~」なんてことはありません。海に波が無い日でもボートサーフィンなら問題なくサーフィンできます。(ただし風が強い場合はボートで出来る波もジャンクコンディションになります)
・仲間とワイワイ楽しめる
みんなでボートに乗り込むのでワイワイ楽しめます。
ボートは人数に関係なく時間単位での貸切料金となるため、例えばボートサーフィンをやらないけど、彼女を乗せるなんてこともOKです!
1人でじっくりとボートサーフィンに取り組むもよし、仲間でワイワイやりながらお互いを撮影しあったりして楽しむもよし。
あなたのスタイルでお楽しみください。